刊行物
PUBLICATION
ローカル5G入門ガイドブック(2.0版)
~導入にあたって押さえるべきポイントをわかりやすく解説~
2021年11月25日
2019年12月、電波法関連法令の制度改正により、世界に先駆けてローカル5Gが制度化されました。
ローカル5Gの特徴は、個別のニーズに合わせて5Gの通信環境を自前で構築できることですが、特にユーザー自身(利活用する側)が、その目的に合わせて主体的に活用を考えることが重要です。
本ガイドブックは、これまで情報通信業界との接点が少なかったユーザーでも理解しやすいように、専門用語の注釈も交えながら導入検討に必要なポイントを整理し、できるだけ平易な文章で解説しています。
ローカル5Gの利活用によって、地域課題の解決やビジネスモデルの変革、新たな産業創出が期待されていますが、先ずは製造現場や建設現場での利用シーンを想定して、それぞれのユースケースを掲載しています。
また、導入検討にあたって具体的な相談窓口が分からないという声を受けて、巻末の付録にローカル5Gラボの情報を一覧で掲載しました。
昨今、複数の業界による掛け算で新しいビジネスが生まれるケースが増えてきていますが、ネットワークの進化は業界・業種の垣根を越えた共創の機会を生み出し、5Gは今後さらにその動きを加速させるでしょう。
これからローカル5Gの利活用を検討されている方々にとって、本ガイドブックが導⼊支援の一助となれば幸いです。
2022年9月30日、3.0版に改定しました。
掲載ページはこちら目次
- はじめに
- 第5世代移動通信システム(5G)とは
- キャリア5Gとローカル5Gのちがい
- ローカル5Gの利活用が期待される分野
- 5G実現に向けたロードマップ
- ローカル5Gのユースケース(製造現場への導入イメージ)
- ローカル5Gのユースケース(工場における導入事例)
- ローカル5Gのユースケース(建設現場を想定した実証事例)
- 導入検討からサービス開始までのスケジュール
- 運用時のトラブル対策
- 導入に必要な費用
- 免許制度の必要性と申請時の留意点
- ローカル5Gの免許申請手続き
- 導入・運用に向けた支援サービス
- 5G投資促進税制・関連諸制度
- 導入・運用にあたって活用できるファイナンス
- (付録)ローカル5Gラボを保有する事業者と所在地